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車検に関するコラム

2020年2月28日車検切れの車を持ち込みで車検を受ける方法について

車検切れの持ち込み検査 京都

仮ナンバーが必要になる

 
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車検切れの車を車検で通すためには、まず整備工場への持ち込みをどうするかが問題になります。車検の切れている車を公道で走行することは、道路運送車両法で禁止されています。6カ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金です。さらに自賠責保険も切れているでしょうから、自動車損害賠償保障法違反にもなります。こちらは1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金です。このように重たいペナルティーが課せられているので、たとえ近くの公道でも運転することはできません。どうすればいいのかというと、仮ナンバーを取得して運転する方法があります。

仮ナンバーとは、車検を受ける場所まで期限切れの車を自走するために、例外的に走行を認めるナンバーのことです。期間や運行経路、目的が限定されていて、それ以外の理由では運転できない決まりになっています。取得の際には、最寄りの市区町村役場にて申請手続きを行います。申請書には車名や車台番号、運行目的など必要事項を記入します。その他には自賠責保険証の原本、自動車検査証、認め印、免許証などの本人確認書類が必要なので持参するようにします。廃車手続きをしている車をまた動かしたいと思っているのなら、抹消登録証明書を準備します。仮ナンバーを取得するには手数料がかかりますが、自治体によって金額が若干異なるので、手続きをする前に役所のホームページなどで確認しておくと安心です。

ナンバーを取得したら、速やかに整備工場などに車を持ち込みましょう。なぜなら利用可能な期間が限られているからです。原則運行は1日しか認められていません。特別な事情が認められると数日間運転可能なケースもありますが、上限は自治体によって異なりますので確認が必要です。

キャリアカーで運搬する方法も考えられる

車検切れの車を車検に出す方法として、自分で持ち込みをする以外に運搬してもらう方法も挙げられます。キャリアカーを使って車を工場まで運ぶ方法です。キャリアカーは自動車運搬専用車です。トレーラータイプで複数台積載できるものもあれば、ローダー車といって車1台だけ運べるような車種も見られます。キャリアカーを利用すれば、仮ナンバーを取得する必要がないことがメリットです。仮ナンバーは役所などで手続きをしなければならないので、平日なかなかスケジュールの取れない人にはおすすめです。

また自分で仮ナンバーを取得して、何らかの事故を起こす恐れもあります。長年放置した車の場合、運転中にエンジンに不具合が現れるなどのリスクもあります。そう考えると業者に運搬してもらった方が安全です。特に高価な輸入車やクラシックカーなど希少価値のある車の場合、事故でボディーに傷がつくと、価値が下がってしまう恐れがあります。

車のサイズによっては、4トンクラスの中型クラスのトラックで運搬できることもあります。しかしこの場合問題になるのは、荷台への積載方法です。公道で積み込んだ場合、違法に問われる可能性があります。となると公道以外の場所で作業しなければなりませんが、自家用車でそれだけのスペースを確保できるかが問題です。

このような車検切れの車でも、工場に持ち込んで検査をクリアできれば、再び公道で走行できます。その際には、どう車を工場まで運べばいいかを検討する必要があります。専門家の人と相談しながら、適切な方法で処理しましょう。

キャリアカーで持ち込んだ方が安心の理由

車検切れの車を持ち込んで車検を通す場合、二つの方法のうちキャリアカーで運ぶ方がリスクは少なくて済みます。仮ナンバーを申請して運転する場合、自賠責保険に加入しなければなりません。仮ナンバーでも公道を運転する場合には自賠責保険の加入が義務付けられているからです。保険料の費用が余計にかかることとなります。

また車検切れの車の中にはただ持ち込みで検査を受けるだけでなく、整備が必要なケースも出てきます。すると自宅から整備工場に持っていって、そこから運輸支局に運んで検査を通さなければならない可能性もあります。仮ナンバーはどんなに長くても5日間が有効期間です。これよりも短い期間しか借りられない自治体もたくさんあります。この間で整備工場と運輸支局までの持ち込みすべてが完了するかどうかは分かりません。もし期限切れになってしまうと、もう一度仮ナンバーの申請をしなければならないので、手間がかかるのはもちろんのこと、費用も倍に膨らんでしまいます。

整備が必要な車を公道で運転するのも危険です。もし道で事故を起こしてしまった場合、任意保険の期限が切れていると自賠責保険だけで賠償を賄いきれない恐れも出てきます。このように考えると、キャリアカーを使って運び込んだ方が安全です。
ただし、個人でローダーやキャリアカーを借りる際には費用が発生します。車検業者によっては、車検切れの車の仮ナンバー取得を代行して引き取りに来てくれるところもあります。住んでいる地域でそのような業者があるのであれば、そちらにお願いすると良いでしょう。

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