2020年7月6日BMWにかかる車検費用を紹介します!
BMWの車検費用相場と内訳
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BMWの車検費用は、大きく法定費用と車検基本料の2つに分けられます。
法定費用は、軽自動車や普通自動車といった車の種類や重量などに応じて一律にかかる費用です。
一方、車検基本料は、車検を受ける場所や状態などによって金額に差があります。ここからは、車検費用の相場や内訳について説明します。
h3: 法定費用
法定費用に含まれるのは、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料の3つです。自動車重量税は、車の重量によって決まっています。自賠責保険料は、対人のみの損害が補償される自賠責保険の保険料です。車を所有するすべての人が加入する必要があります。検査手数料は、自動車検査証の交付を受けるために支払う手数料です。
自賠責保険料や検査手数料は車種によって異なります。多くのBMW車の自賠責保険料は、24カ月で21,550円、検査手数料は1,800円(印紙400円+証紙1,400円)です。
BMWのモデル名は主に数字やアルファベットで表記されています。数字が大きくなるにつれてグレードが上がり、本体価格や車の性能も高くなるのが特徴です。グレードが高くなると、ボディサイズと重量も大きくなる傾向にあるため、自動車重量税も高くなります。たとえば、コンパクトな1シリーズの自動車重量税は24,600円、やや大きめの3シリーズなら32,800円です。
自動車重量税にはエコカー減税があります。所定の燃費基準を満たす車であれば、減税または免税される制度です。BMWのクリーンディーゼルモデルならエコカー減税が適用され、2回目の車検までは自動車重量税が免税です。免税額は合計で6万円ほどになります。
BMWの車検基本料
車検を受けるためには、事前に点検や整備を行う必要があります。
車検基本料とは、その点検や整備、車検を受けるための手続きにかかる費用です。車検基本料の主な内訳としては、検査登録時などに必要となる各種代行費用や24カ月点検整備費用などがあります。
通常、BMW車の車検代行費用は数万円程度です。代行費用については、どの車であっても大きくは変わりません。
しかし、24カ月点検整備費用は、車検の依頼先や車の状態によって金額に大きな差が出ます。
点検によって車に何らかの異常が見つかった場合、車検に合格して安全に走行するために、部品の修理や交換が必要になることがあります。
車の走行距離や経過年数が増すほど、パーツの劣化や消耗は進むため、点検整備および部品の修理・交換にかかる費用は高くなるのです。
BMW車の場合、新車購入から3年目に行われる初回の車検では、15~20万円程度と国産車よりも若干高い程度で済むことも多いですが、2回目(5年目)、3回目(7年目)の車検では、60万~100万円と高額になることも少なくありません。
車検基本料は、車検の依頼先によって大きく異なります。業者によって実施する点検整備の項目数や部品交換のタイミングに対する考え方、使用する部品のグレードなどに差があるからです。まずは見積もりを依頼して比較検討してみることがおすすめです。
BMWの車検費用が高くなる理由
国産車よりも不具合が出やすい
一昔前よりもかなり改善されましたが、BMWなどの輸入車は依然として国産車よりも部品の品質が低く、故障リスクが高い傾向にあります。
何らかの不具合が出ると、車検を通すための修理や交換が必要となるため、必然的に車検費用が高くなります。
また、不具合が出やすいことに加え、BMWの純正部品は日本で製造されていないということも車検費用が高くなる原因です。
部品の交換や修理が必要な場合は、海外から取り寄せることになります。そのため、国産車であれば必要のない輸送費や税金などの輸入コストが部品代に上乗せされ、割高になるのです。
このような理由により、国産車よりも不具合が出やすいとされる輸入車は、部品交換の必要性が高まる2回目、3回目以降の車検において、特に費用がかさむ傾向にあります。
ディーラー車検の整備項目が多い
BMWの推奨する定期交換部品の項目は、国産車と比べて多いのが特徴です。
ディーラーで車検を依頼すると、基本的に早めの交換を勧められるため費用がかさみます。
定期交換部品の一般的な項目は、エンジンオイルやオイルフィルター、エアエレメント、エアコンフィルター、ワイパーゴム、スパークプラグ、ブレーキフィード、O2センサー、燃料ホースなど9つほどです。
これらの項目は、ほかのメーカーでも定期交換が推奨されていることも多く、部品の寿命も国産車とさほど変わりはありません。
しかし上記以外にも、消耗品として定期交換が望ましいとされている部品があります。例えば、タイヤやバッテリー、ブレーキパッド、ブレーキローターなどです。これらの消耗品は、前述したように国産車よりも品質が低いこともあり、交換頻度は高くなる可能性があるでしょう。また、劣化するとオイル漏れや故障の原因となり得るガスケットやセンサーなどの交換も点検時に早めの交換を勧められることがあります。
BMWの車検費用を節約するコツ
ディーラー以外の車検業者に依頼する
車検の依頼先は、ディーラーだけでなく車検専門店や整備工場、カー用品店などがあります。
自動車メーカーのディーラーは、新車の販売や整備などを行っているため、サービスが手厚く品質も高いのが特徴です。
しかし、車検を通すためなら不要と思われる項目まで含まれるケースもあるため、費用が高くなるケースが多いでしょう。
一方、外部の車検業者は、ディーラーで車検を受けるよりも費用を抑えることができます。
費用を抑えたいなら、ディーラー以外の車検業者がおすすめです。業者によって設備やサービス内容などにも違いがあり、BMWなどの輸入車の取り扱いには慣れていないところもあります。
見積もりを依頼したり、ホームページを確認したりするなど事前に調べておくと安心です。
ユーザー車検を選択する
ユーザー車検は、自分で車を検査場に持ち込み、車検を受ける方法です。
基本的にかかる費用は、法定費用と申請費用だけとなるため、費用を安く済ませることが可能です。
ユーザー車検では、車検に合格するための車の点検や整備を自分で行う必要があります。
ある程度の点検整備の知識や技術がないと難しいでしょう。また、自分で検査場に車を持ち込んで手続きする必要があるため、手間がかかります。
不合格となった場合には、問題のある部分を整備したうえで、再度検査に通さなければなりません。
車検時に行う法定点検は、ただ車検に通すだけではなく、今後安全に運転するために重要です。基本的には、車検の専門業者に依頼するのがおすすめです。
BMW新車延長保証プログラムに加入する
BMW新車延長保証プログラムは、正規ディーラーでBMWの新車を購入した場合に限り利用できるプログラムです。
BMWでは、新車を購入すると通常3年間の新車保証がついています。
しかし、新車延長保証プログラムに加入すると、保証対象となっている項目の不具合であれば、新車保証が終了しても1~2年間無償で修理をしてくれます。
再延長プランもあるため、条件に該当する人は利用を検討してみましょう。
費用を抑えたいならアーバン京都のデリバリー車検がおすすめ!
BMW車は、2回目、3回目以降の車検費用が国産車と比べてかなり高くなる傾向にあります。
少しでも車検費用を抑えたいなら、ディーラー以外の車検業者に依頼するのがおすすめです。
アーバン京都のデリバリー車検は、車検には直接関係のない下廻り洗車、下廻り塗装、外部洗車、ワックスかけ、室内清掃を省き、徹底的に工程を効率化したことで低価格な車検を実現しています。
また、過剰な整備はしないので、車検費用がかさみがちな輸入車でも費用を抑えることができます。経験豊富なベテランスタッフが対応しますので、大切なBMWでもぜひ安心してお任せください。