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車検に関するコラム

2020年2月28日廃車引取りはどのように行えばいいか

廃車の引き取りサービス

廃車引取りは業者にお願いした方がいい

 
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マイカーに乗る必要がなくなったとか、故障して動かなくなってしまったので処分したいと思っているのなら廃車手続きをしてみるといいです。廃車の手続きは、自分で行うことも可能ではあります。しかし自分で行うとなると、かなり手続きが面倒で時間がかかってしまいます。さらに書類などに不備があると、最初からやり直しになる場合もあります。
また、途中であきらめてしまってそこで改めて業者にお願いするとなると、費用も余計にかかってしまいます。 廃車引取りを行っている業者はいくつかあります。車を購入したディーラーや中古車販売店、さらには買取業者の中でも引き取ってくれるところも見られます。
そのほかには、車検を行っている業者の中にも車の引取りサービスをしているところがあります。業者を選ぶ際は自宅から近いところや手数料などの費用が極力かからないところなどで比較してみるといいです。
また出張して車を回収してくれるようなところも見受けられます。事業所から少し距離が離れたところにも派遣してくれる業者なら便利に利用できるでしょう。この場合は、業者のサービス対応エリアに自分の住んでいる地域が含まれているかどうか、ホームページなどで確認することが大切です。廃車の手続きをするには、解体証明書などの必要書類がいくつかあります。このような書類も業者の方で代行してくれるかどうかなども事前に聞いておきましょう。
料金が安くても書類集めなどは自分で行わないといけないとなると手間がかかってしまいます。

廃車ではどのような書類が必要になるか

廃車する際には、必要書類がいくつか出てきます。この書類がないと手続きを進められなくなるので、手元に準備しておきます。業者に依頼する場合、多少異なるところもあるかもしれませんが一般的には車検証、印鑑証明書と実印、リサイクル券です。車検証とリサイクル券については、車の中で保管しているドライバーが大半ですので、ダッシュボードの中などにないか確認しましょう。
もし車検証がどこを探しても見つからない場合には、再発行手続きをしなければなりません。自分の車のナンバーを管轄している運輸支局に行けば再発行できます。引取り業者でここまでを代行してくれるところは少ないかもしれません。リサイクル券は紛失してしまっても再発行する必要はないので業者にその旨を伝えます。 印鑑証明書を発行してもらうためには、印鑑登録手続きをあらかじめ行う必要があります。印鑑登録は自分の住民票がある役所で手続きをし、登録すると即日印鑑証明書を発行してくれるところもあります。 書類の準備ができれば、廃車する車の引き渡しを行います。もし自走できない、車検切れになっているのなら公道は走行できません。レッカー車でけん引して走行する形になります。このレッカー車を手配してくれるかどうかは業者によって異なります。
そして、このレッカー移動にかかる費用は業者が負担してくれる場合もあれば、料金を請求されることもありますので必ず確認しておきましょう。もし車検が切れていなくて、自走できる車であれば、運転して業者に直接持ち込むことも可能です。この場合レッカーは必要ないので、その部分のコストをカットできます。

廃車で忘れてはならない手続きについて

車を引き渡した後でも手続きしておくべきものがあります。まずは自動車税や自賠責保険の払い戻しについてです。自動車税や自賠責保険料は、先払いという方式をとっています。もし廃車にした段階で未経過分があれば、その分の料金を返金してもらえます。
自動車重量税についても、残存期間に応じて返金の対象になりますから忘れないようにしましょう。通常引き渡しの際の見積書に、税金の返金分が含まれていますので必ず確認することが大切です。実は悪質なところでは、返金分を自分の懐に入れてしまって自社の利益にしてしまうこともあるのです。
もし見積書にその旨が記載されていない、もしくは税金に関する質問をしても明確な説明がなかったり、あいまいな返答しか来なかったりする場合には悪徳業者の可能性が高いのでそこに引き渡しを依頼しない方がいいでしょう。 廃車引取りの際には、登録抹消手続きも実施します。このとき永久と一時抹消登録の2通りの手続きがあります。完全にスクラップにしてしまう場合、永久抹消登録をする必要があります。
業者にお願いする場合には、このような手続きの代行も行ってくれるところがほとんどです。もし自分ですべて行う場合、この抹消手続きもすべて自分で行わなければなりません。だからこそ、業者に依頼した方がいいわけです。一時抹消登録とは、車の名義を一時的に外す手続きのことです。海外に転勤になってしばらく滞在するなどで、車にしばらく乗らないようなときにこのような措置を講じることがあります。しかし廃車にする場合には、あまりとられない選択肢です。